2021.10.10
1回ブリーチ、2回ブリーチ。
奥野 英樹
練習で作ったんですがわかりやすいと思ったのでブログにアップします。
半分は地毛の状態から1回ブリーチして、もう半分はさらにもう一度、計2回ブリーチしたウィッグです。
ベースの明るさが全然違うのがわかりますね〜!
1回しかブリーチしてない方はベージュっぽいような、黄色みに少し赤みが残って若干オレンジみも残っているようです。
2回のブリーチの方はもっと薄い黄色、ペールっぽく毛も透き通って見えます。
ここから色を入れる場合はこのベースとカラー剤の色が重なって発色する計算になります。
ペールトーンのような柔らかさだったり透明感だったりを求める場合には2回している方がキレイということになりますね。彩度を求める場合でもそうです、ベースの色が薄くなればなるほど発色がキレイです。
1回の場合には例えばここにパール調のカラーを入れたとしてもベースの色の方が勝ってしまって思うような仕上がりは難しくなりますが、グレージュ、ブルージュなどのブラウン、ベージュベースにくすみを感じるような色を求める場合には1回でも可能ですよ。
1回のブリーチと2回のブリーチではできることが全然違うんだよーってことをわかったいただけたら嬉しいですね!